2017-2018年度ターゲット　あなたにとってのロータリーを考えよう　

　２０１７－２０１８年度、伝統ある成田ロータリークラブ会長を務めることになり、身に余る光栄であるとともに責任の重さを痛感する次第であります。会員皆様の友情のもと一年間頑張りたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。

　イアンH.S.ライズリー　２０１７－２０１８年度国際ロータリー会長のテーマは「ロータリー：変化をもたらす」です。ライズリー会長にとってこのテーマは、ロータリーが日々実践している活動とは何か、ロータリーは人びとの人生に「変化をもたらす」と同時に私達ロータリアンも奉仕活動の実践を通じて「変化」していきましょうと言っていると思われます。

　さて、成田クラブの今年度重点目標のひとつは昨年度入会した新入会員の皆様の退会防止の為に楽しく、入会した甲斐のあるロータリー活動を送れる様に考えていく事です。
　楽しいクラブライフとは、親睦活動はもちろんですが、ロータリー知識を得てそのうえで活動していくことも大事な事と思います。その為に、現在ある顧問制度をさらに充実させロータリー知識等を新入会員に教えていただき、半期に一度程度の報告会を開き相談する場を設ける様に考えております。また、委員活動を今以上に活性化し各委員会において活発な議論を楽しくしていただければとお願いするしだいであります。
　また、今年度は２年後の諸岡地区ガバナーのホストクラブとしての準備の始まりと考えます。新入会員はもちろんの事、会員全員がロータリー知識や情報に今より少しでも精通して諸岡ガバナー年度の戦力となっていかねばなりません。個人の努力だけでなく、その為の場所を提供するのもクラブの役目と考えます。

　重点目標のもうひとつは、RIの人道的奉仕の重点であるポリオ（小児麻痺）絶滅（End Polio Now）を成田クラブでも推奨していきます。現在、パキスタン・アフガニスタン２国にナイジェリアが再び感染の途切れたことのないポリオ常在国とされております。ご存知の通りビル＆メリンダ・ゲイツ財団は２０１８年までの５年間、ロータリーがポリオ撲滅に寄付した金額の倍額を寄付する事になっております。あと少しです。感染の連鎖を断ち切るため貢献しましょう。例年、米山に寄付が集まる傾向がありますが、今年度は差し障りがない限り、財団のポリオプラスへの寄付をお願いする次第であります。

　最後のひとつは、新勝寺の開基１０８０年記念に成田ロータリアン１人１本合計７１本の植樹を行いたいと思います。これはRIライズリー会長も推奨しておりますが、地球環境に配慮すべくロータリアン一人が一本の植樹を行いましょうという事にも合致しております。

　「あなたにとってのロータリーを考えよう」会員一人一人の考えには違いがあります。しかしそれは違っていて当然と思います。あなたにとってのロータリーを少しでも考えていただくこと自体を大切な事としたいと思います。
　私とってのロータリークラブとは、多数の友を得て色々触発され、さらに職業奉仕の理念を軸に地域社会に奉仕活動を実践する自己研鑽の場と考えます。幾つになってもまだまだ未熟な自分に少しでも磨きをかけ、少しでも世の中の役に立つ様な人間になる為に少しでも努力する人生の道場と考えます。平成１５年７月入会以来１４年目になりますが、少しの進歩もしていないのが現状です。
　クラブにはすばらしい様々な会員がおります。したがって多種多様な「あなたにとってのロータリー」があるわけです。またロータリークラブには相互の理解、あるいは寛容の精神もあります。「ロータリーにNoはない。」「あるのはハイとYesのみ。」主張するところはして最後はお互いに認め合い協力し合ってクラブを運営していければと思っております。
　皆様のご指導、ご協力をお願い申し上げます。

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